カテゴリー別アーカイブ: 関税

現金に関税はかかるか

ほとんどの国で、一定金額以上の現金を持ち出したり、持ち込んだりする場合には空港内の税関にて申告が必要となります。各国で申告しなくともよい金額を超えているような場合で、無申告で出ようとすると現金そのものを没収されることもあ […]

タリフピーク

タリフピークとは高関税率を維持されている物品そのものや、高関税率であることを意味します。WTO加盟国のなかでも特に先進国は、MFN税率(WTO協定税率)の低減に率先して取り組んでおり、全タリフラインに占める関税率はかなり […]

輸入割当とは

輸入割当は自国へ入ってくる物品を政府が直接コントロールする数量制限の一種で、国際市況価格や物価、為替などに関係なく、ある物品について自国に輸入できる数量を決めてしまい、それをオーバーするものは輸入自体をできなくする制度で […]

関税同盟

関税同盟は、同盟を結んだ国の間では原則的に関税をかけずに貿易による物品のやり取りを行うことができ、同盟を結んでいない国に対しては、関税同盟の参加国すべてが同じ関税率をかけることになります。 また、関税だけでなく貿易政策や […]

評価申告とは

関税は、「課税評価額」に「関税率」をかけて算出されるものが最も多いケースですが、関税の計算間違いや誤解のほとんどがこの「課税評価額」に何を含めるのかという理解の不足が原因ともいわれています。 貿易において、もっともシンプ […]

日本の関税収入

税関で徴収されている日本への輸入品に対してかけられる関税と消費税の合計は毎年おおよそ5兆円となります。日本の国税収入が43兆円(平成25年度)の現状から、決して少なくない金額が輸入品による間接税から入っていることが分かり […]

互恵関税率

互恵関税率は英語ではRTR、The Reciprocal Tariff Rateともいいます。原産地証明書の名称からフォームE(form E)とも呼ばれる中国とASEAN間で締結されているFTAであるACFTAで見られる […]

季節関税

日本では従価税方式のものですが、季節によって関税率そのものが変わるタイプの関税です。具体的には日付が指定されており、いつからいつまでは関税率が何十%といった課税方式がとられています。 季節によって国内の流通量が違うような […]

スライド関税

物品の国際的な「相場」によって、関税を上げ下げするのがスライド関税と呼ばれる課税方式です。輸入時の価格が高騰している場合は、輸入関税を無税にして購入者側の負担軽減、国内に物品を入れやすいようにし、逆に国際相場が低価格とな […]

自動車の関税はどれくらいか

自動車産業はその規模の大きさから関わってくる産業・企業も多くなるため、世界でもそれにまつわる制度は注目度が必然的に高くなります。 日本の基幹産業ともいえる自動車産業は国内でおおよそ20万社が関わっているともされますが、諸 […]