カテゴリー別アーカイブ: FTA協定・EPA協定のルール、基本原則

累積(ACU)

累積(Accumulation, ACU)に関する規程は多くのEPA協定やFTAに見られますが、これも原産地規則として単独で使われるルールではなく、「関税分類番号変更基準(CTCルール)」や「付加価値基準(VAルール)」 […]

僅少の非原産材料(デミニマス規定)

別名、De Minimis(デミニマス規定、僅少、DMI)と呼ばれるルールです。日本-スイス経済連携協定では、「Tolerance」(許容限度)とも呼ばれ、協定によって呼び方が若干異なりますが、原則は同じです。

加工工程基準(SPルール)

加工工程基準は、原産地規則のひとつで、非原産材料を用いて特定の加工工程が行われた場合に、加工物に対して原産資格を付与するというものです。別名、SPルール(Specific Process rule)ともいいます。

関税分類番号変更基準 (CTCルール)

関税分類番号変更基準は別名、CTCルール、CTC基準とも言います。これは「Change in Tariff Classification」の頭文字から取られています。 代表的な原産地規則のうちの一つで、

原産地規則 (Rule of Origin)

原産地規則とは、品物がどこの原産品かを定めたルールと、その原産性を証明する方法について取り決めたルールのことです。EPAやFTAの協定を活用して関税の減免などの適用を受けようとする場合に必要となるルールでもありますが、一 […]