カテゴリー別アーカイブ: 関税

タリフラインとは

タリフラインとは、物品を貿易する際に分類したとき、関税を課すことができる品目単位のことです。タリフラインの一覧とは、HSコードの一覧でもあります。日本ではタリフラインの数は9018あります(国によって異なります)。これは […]

ドイツの関税の調べ方

ドイツはEU加盟国であるため、EU以外の国から物品を入れる場合、EU加盟国にて共通となっている関税率が適用されます。この共通関税率はTARIC(Integrated Tariff of the European Comm […]

ソフトウェアの関税についての考え方

ソフトウェアの関税は、そのデータが入っている「媒体」(キャリアメディア)に対してかけられます。例えば売価10000円のソフトウェア(DVDやCD等)があるとし、そのうち、媒体分であるDVDやCDが100円で、インボイスの […]

関税評価額とは

関税は、「物品の価格」に「関税率」をかけて計算されます。この「物品の価格」は、「正味価格(買値)+日本の港や空港までの輸送費+保険費用+加算要素」で構成されており、これを関税評価額といいます。課税価格とも呼ばれます。要は […]

関税におけるロイヤリティの扱い

生産そのものが日本から国外へシフトしつつある中、日本企業や日本の技術開発を行う本社が資金を回収する手段として主な手段となっているのがロイヤリティです。端的にいえば、自社で開発した技術を貸すので、現地での生産・売上げ等に応 […]

関税の算出に適用されるレート

外国から日本に入ってくる物品にかかる「関税」と「消費税」はどちらも日本円で支払うことになります。このため、物品の価格や輸送費・保険費がすべて円建てではない限り、必ず為替の影響を受けることになります。 関税の計算においては […]

関税の目的とは

関税の目的は国の税収を上げるという見方もありますが、関税により自国の産業保護や市場経済の混乱の防止等が主なものと言えます。 自国よりも安い人件費や生産コストで大量に物品を作ることができる国から、大量の物が無関税で入ってく […]

FTAにおける関税の扱い

FTAとは、自由貿易協定のことですが、この趣旨は協定を結んだ国同士や地域間での貿易で発生する関税をゼロにするためのものです。 実際には、すべての品目でいきなり関税をゼロにしてしまうと、自国の特定の産業が壊滅的な打撃を受け […]

関税の負担者は

関税は基本的に輸出者か輸入者のどちらかが負担しますが、実務の上では輸送業者や通関業者が立て替えて支払うことが多いです。というのも、多くの国の税関では関税を支払わないと物品の受け渡しを行わないため、物が輸入できないからです […]

税関による事後調査とは

輸入を定期的に行っている企業に対して、税関の調査官が直接企業へ訪問し、法で定められた関税がきちんと支払われているかどうかを調べるための制度です。実際、輸入を行っている企業のうち、7割前後は何らかの申告漏れを指摘されます。 […]