WTO加盟国

WTOは世界貿易機関(World Trade Organization)の通称で、2012年現在、WTO加盟国は157カ国あります。直近の加盟国としては、2012年にロシア、バヌアツ、モンテネグロ、サモアがあります。2013年初頭にはラオスの正式加盟も予定されています。

世界の貿易のルール作り、通商にまつわる紛争解決、保護政策の監視、通商ルールの取り決め等を議論する国際機関で、1995年にGATTを引継ぐ形で誕生しました。活動の原則としては、関税の減免や非関税障壁の撤廃促進などによる貿易自由化を進め、多角的な通称体制を構築することにありますが、2001年のドーハ開発ラウンド以降、各国の利害対立がいくつかの軸に分かれて鮮明となり、個別の関税の低減や貿易自由化については、話がまとまらなくなっています。これにかわり、二国間や多国間での個別の貿易協定、地域協定が活発化することになりました。

ありていに言えば、貿易分野の警察であり、裁判所、仲裁所でもあります。WTOの前身であったGATTには法人格や法的根拠がなかったため、WTOになる過程で大幅に組織が強化され、拘束力も持つようになっています。

【参考】WTOに加盟していない国・地域(2012年12月現在)

エリトリア
ソマリア
北朝鮮
東ティモール
モナコ
サンマリノ
トルクメニスタン
キリバス
ツバル
パラオ
マーシャル
ミクロネシア
コソボ
クック諸島
南スーダン