ASEAN、オーストラリア、ニュージーランドの間で締結されている地域間FTAであるAANZFTAを使って物品の輸出入を行うときに必要となる原産地証明書をform AANZと呼ぶ場合があります。
ASEANと他国との間で自由貿易協定(FTA)を締結した場合、実際にその協定が有効となる「発効日」は国ごとに違いがあります。このため、ASEANとしては締結したものの、未発効で使うことができない状態の国もあります。このAANZFTAにもついても、インドネシアの発効が遅れていましたが、2012年に発効となり、この協定を締結した全ての国同士の間で本協定を使うことができるようになりました。