カテゴリー別アーカイブ: 関税

関税割当制度

関税割当制度は、ある数量までの輸入であればその製品に関税をかけなかったり、低税率にしておき、輸入をしやすくし、決められた数量を超えた場合には高い税率を課して、国内へ入ってくる製品・物品の「量」をコントロールするタイプの関 […]

関税における混合税

関税の掛け方には、大別すると、価格に対して品目ごとに決められた税率をかけていく「従価税」と、数量や重量に対して税を課していく(キロあたり130円となっているならば、キロ数に応じた関税)「従量税」とがありますが、これらを組 […]

関税における従量税

日本では、肉、一部の動物などの限られた品目に対して適用されており、関税率表をみたときに、4.5%などの%の表記ではなく、kgあたりや頭あたり、個数あたりに対しての金額が明記されているタイプの関税です。 関税の主な目的が、 […]

関税における従価税

価格に対して一定の税率をかける方式の関税で、日本では最も多くの品目に適用される関税のタイプです。 現実支払価格+加算要素で計算される「課税評価額(関税評価額)」に、関税率をかけることになるため、金額の高いものであればある […]

無償品の関税の扱い

インボイス上で、Non commercial valueの文言がある場合、無償品扱いでの通関となります。原則、どの国でもnon commercialで通関したインボイスに対して、あとから費用請求することは本来できませんが […]

輸入申告における加算要素とは

加算要素は、関税を決める際に、関税率をかける「元」となる「価格」に足しておくべき費用です。 日本では関税は、以下の式で計算されますが、関税評価額は「CIF価格 + 加算要素」で構成されています。 関税評価額 x 関税率 […]

加算要素を英語で言うと

日本税関は、英文でも手続きの方法や課税価格の計算方法について詳細な説明を公開していますが、日本語における関税の「加算要素」という用語については英単語を割り当てていません。加算要素について説明したどのページでも英語で加算要 […]

関税の簡易税率

日本では輸入する物品の金額が10万円以下の場合、通常の関税率のかわりに簡易税率を使うことができます。簡易税率が適用できる場合でも、通常の関税率を適用させることもできます。 日本に何か物品を輸入する場合、あらゆる物品を90 […]

関税を安くする方法

関税の多くは、従価税とよばれる「物の価格に税率を掛ける方式」をとっており、以下の計算式で算出されます。 (関税の計算方法についてはこちらの記事でも紹介しました) 課税評価額(輸入しようとしている物の価格)x 関税率 = […]

関税賦課一時停止措置

決められたある特定の品目についてのみ、関税をかけることを期間を定めて一時的にやめる措置のことで、英語では、Duty Suspension略してDSとも表記されます。 この制度は、本来、自国内で供給が減ったり、供給が不足し […]